洗礼されたデザイン最高級の人向け! ネオレストLS2
こんにちはロックです。
今回はTOTO商品の中でも高級トイレ、ネオレストLS2を施主支給するためのやり方を記載します!
※現在使っているトイレの確認が出来てない人、施工店に依頼できてない人は、はこちらの記事から確認して下さい。
ネオレストLS2の特徴
ネオレストLS2はTOTOの中でも高級タイプの商品で、TOTOが自信をもって売り出しているハイデザインのタイプです。
機能としても、きれい除菌水を使った【便器きれい】【便座きれい】【においきれい】はネオレストシリーズを代表する機能になります。
給水位置の確認
ここからは事前に確認してもらった【ロック特製現調シート】を見ながら確認して下さい。
総合カタログ:TOTO
上の図は便器を正面から見た時と真上から見た時に、給水ホースがどの位置まで対応をしているかの図になります。
【標準】の位置に止水栓があればネオレストLS2と一緒に入って来る給水ホースで届きますが、
【A】【B】の位置に止水栓があれば、追加で給水ホースを購入しなければいけません。
ロック特製現調シートに今使っているトイレの止水栓位置を記入していると思いますので、
上の表を見ながら確認して下さい。
追加の給水ホースが必要な場合、品番は以下のものになります。
総合カタログ:TOTO
【A】給水ホース 品番HM912
【B】給水ホース 品番HM913
電源コンセントの確認
ネオレストLS2は瞬間式の温水洗浄便座です。
元々使用している便座が貯湯式だと、電気容量が足りない事があります。
もし電気の容量が足りない場合は、電気業者に専用コンセントへの変更工事をお願いしなければいけません。
部屋寸法の確認
ネオレストLSの便器の寸法は720mmです。
部屋の奥行き-720mmをして、400mm以上残れば設置は出来ます。
※400mm以下だと立ち上がり等がしにくくなります。
施工業者の探し方
基本的には施主支給を行ってくれる取り付け業者を探すのはとても大変です。
なぜなら業者にとって施主支給は商品代の利益がなくなり、工事の手間だけがかかるため、消極的な業者が多いです。
このような背景があるため、近所のリフォーム業者や、リフォーム比較サイト等で探しても中々見つからないのが現状です。
ですがの探し方のポイントさえ押さえれば業者を見つける事が可能です。
c9bpdau3zhv4gil.hatenablog.com
便器の注文方法
給水位置、電源コンセント、部屋寸法、施工業者が問題なければ、便器の交換が可能です。
以下のリンクから商品の購入が出来ます。
ネオレストLS2は、排水のタイプが3種類あるので、今お使いのタイプと合う商品を選んでください。
排水タイプがA
いま使っているトイレの排水が床排水で、排水芯mmであれば以下のタイプです。
品番 CES9820
【台数限定】TOTO CES9820#NW1 ネオレストLS2 ウォシュレット一体形便器 床排水200mm 露出給水 ホワイト【CS911B便器本体】+【TCF9820機能部】+【ハードリモコン】タンクレス ハイブリッドシリーズ 新築 新店舗 新設 CES9820-NW1 |
排水タイプがB
いま使っているトイレの排水が床排水で、排水芯305~435mmであれば以下のタイプです。
品番 CES9820M
※排水芯が305mmより少ない場合は取り付けが出来ません。
※排水芯が435mmより大きい場合は便器を前に出して問付ける事が出来ますが、部屋寸法が狭くなります。
排水タイプがE
いま使っているトイレの排水が壁排水で、排水高100~120mmであれば以下のタイプです。
品番 CES9820P
排水タイプがF
ネオレストLSは排水タイプFには対応していません。
まとめ
給水位置、電源コンセント、部屋寸法、施工業者が問題なければ、現在使っている便器の排水タイプに合う便器を注文しましょう。もし追加で給水ホースが必要であれば追加で注文しましょう。
施主支給を成功させ、賢く安くリフォームを行いましょう!
施主支給を行うために④施工店の探し方
こんにちはロックです!
今回は取り付け業者を探し方を記載します。
取り付け業者を探すには
業者の探し方って、リフォーム業者や水道業者にお願いすればいいんじゃないの?
という声も聞こえてきそうです。
通常のリフォームであればリフォームを行う業者が商品の手配と工事を行うので、
何も気にせず、気に入った業者や評判のよい業者に頼めば問題ありません。
ただこの記事を見ている方は商品を施主支給しようとしてると思いますが、
何の面識も無い業者にお願いをしても殆どが断られるでしょう。
なぜならリフォームを行う業者にとって施主支給はメリットがないどころか、リスクしかないと捉える事がほとんどだからです。
・施主支給されると商品の利益が取れない。
・施主支給されると取り付け出来ない商品を選ばれてトラブルになる。
・不具合が起きた時に商品の不具合でも工事の不具合にされる可能性がある。
このようなリスクがあるので施主支給を嫌がる業者が多いのが事実です。
なので業者を選ぶにはポイントを押さえないといけません。
普段から業者の下請けに入って工事だけ行っている業者
大手の工務店や、ハウスメーカーや、大手のリフォーム会社などに下請けで入っている業者は、
普段から元請けが用意した便器の取り付け工事だけ行なっている場合が多いです。
このような業者にとって施主支給は、普段から行っている工事とほとんど変わらないので、施主支給のハードルが下がります。
むしろ大手から請けている工事金額は安定した現場量がある分、相場より安い値段で工事をお願いされている事が多いので、直接施主支給で工事を頼まれて相場の工事費をもらえれば、彼らにとっては大手の仕事より儲かる可能性があります。
ただ知り合いにでもいない限りそんな業者を見つけるのは難しいです。
ですが【暮らしのマーケット】を使えば探す事が簡単に出来ます。
暮らしのマーケット
くらしのマーケットとは、日常生活に関わるあらゆる業者との仲介を行うサービスです。
2021年3月には累計出店登録数50,000店舗を突破し、現在人気を集めています。
お家の事に関わる事の200種類以上のサービスに対応しており、地域に密着した業者へサービスの依頼ができます。その一部にトイレの取り換え工事の項目もあるのです。
それぞれの業者のプロフィールには、基本料金やオプション工事(内装工事対応等)や口コミが記載されており、業者の比較をしやすいのが特徴です。
また、プロフィールには業者の顔写真も掲載されているので、安心感を持って仕事の依頼ができるでしょう。
運営会社 | みんなのマーケット株式会社 |
---|---|
設立年月日 | 2011年1月17日 |
料金・プラン | 業者により異なる |
対応エリア | 一応全国対応(トイレ交換に関しては地方だと業者が少ない) |
公式HP | 公式HPはこちら |
公式HPに入りカテゴリーから探す→リフォーム→トイレリフォームの順に入っていくと、
商品無し(取り付けのみ)が選択出来ます。
そしてエリアを選択すれば工事業者を選択する事が出来るので、比較してみましょう。
業者を選択したら個別にやり取りをする事になるので、
その際に、ロック特製便器確認シートと現在使っているトイレの写真を送って下さい。
全国展開している水道修理業者
すべての業者ではないですが、お願いをすれば対応してくれる業者もあります。
修理をメインで行っている水道工事業者の中にも、便器交換やトイレの内装工事を行える業者もあります。ホームページでは表向きには、工事だけ請けれますと宣伝はしていませんが、お願いすれば請けてもらえる事もあります。
なぜかというと、水道工事業者は1回の料金が安い事が多いため、いかにリピートを増やすかを重視しています。
そのため通常のリフォーム業者では消極的な施主支給も請けてくれる場合が多いです。
ではどの業者がいいかと言うと、全国展開している業者の中でもトップクラスの業績と会社規模の【クラシアン】がお勧めです。
クラシアン
CMでもおなじみのクラシアンですが、創業27年を超え、従業員数は1000名以上で、資本金は1億円 水漏れ関連修理の会社としては、かなり有名で大きな会社です。
HPに入るとメールでの問い合わせか電話での問い合わせがあるので、そこから依頼が出来ます。
依頼はなるべくメールで行い、便器をこちらで用意する旨を記載し、ロック特製便器確認シートと現在使っているトイレの写真を送って下さい。
事前現場調査に関して
一般的にトイレ交換を依頼した時、工事を行う前に業者の人が事前に現地を確認し、希望している便器に交換可能かどうかを確認してくれます。
ただし施主支給を行う場合は、事前に現地を見てくれるかどうかはその会社毎によってまちまちです。
もし見てくれる場合でも、別料金が発生する可能性がとても高いです。
※一般的な現調費用5,000円程度
上記の金額ぐらいでで事前に現地を見てくれるようであれば、取り付けが出来ないという最悪のケースを避けるためにも、依頼する事をお勧めします。5,000より高いようだあれば全体の予算を考えて検討して下さい。
もし事前に現地確認を行わない業者であれば、ロック特製便器確認シートと現在使っているトイレの写真は必ず業者に送って下さい。
業者比較
暮らしのマーケット | クラシアン | |
サイトの操作性 | 分かりやすい | 普通 |
業種者の形態 | 個人事業主が多い | 直営店 |
工事の技術 | 業者による | 一定 |
対応エリア | 全国対応 (地方は業者少ない) |
全国対応 |
事前現調 | 業者による | 場所による |
工事範囲 | 業者による | 壁紙、床張替えも可 |
料金 | 割と安め | 普通 |
サイトの見やすさ・操作性
暮らしのマーケットは写真付きで業者の一覧が載っていて、目安の金額、可能な工事も記載されているので、とても見やすくなっています。
また、実際に工事を行った人だけしか口コミを書けないようになっているので、業者を選ぶ際に参考になります。こちらは依頼をしなくても見る事が出来ます。
クラシアンは基本的に水回りの修理をしたい人向けのサイトなので、トイレ交換の詳しい内容は載っていません。メール問い合わせのフォームから依頼内容を入力していく形になります。
修理を依頼する人向けのフォームなので、入力する際に少し迷う箇所があるかもしれませんが、
便器を自分で用意するから工事だけをお願いしたいという事と、写真と確認シートと確認シートを送れば大丈夫です。
業種者の形態
暮らしのマーケットに登録している業者は半数以上が個人事業主となっています。
クラシアンは全国に直営の営業所を持っているので、基本的に現場に来てくれる人はクラシアンのスタッフになります。
技術
暮らしのマーケットは個人事業主が多く、工事技術にはばらつきがあります。
とてもいい業者もいれば、少しレベルが低い業者がいるのも事実です。
クラシアンは各エリアにある直営の営業所に、研修を受けたスタッフが常にいるので、
技術は一定していると言えるでしょう。
対応エリア
暮らしのマーケットのエリアは基本的に全国対応ですが、地方になるとどうしても登録業者が少ないです。場所によっては出張費が多くかかる、若しくは対応出来ない可能性もあります。
クラシアンは全国に営業所があるのでほとんどのエリアで対応が可能です。
事前現調
暮らしのマーケットは契約をするまで、依頼者の住所を教えてはいけない決まりになっているため、
契約前に見てもらう事は出来ません。
契約後でも事前現調を行えるかどうかは業者によります。
クラシアンは基本的に事前現調は行ってもらえます。
ただし工事だけの依頼は表向きにも宣伝していないので、事前現調をしてもらえるかどうかはそのエリアの担当者によって変わる可能性があります。
工事範囲
暮らしのマーケットは業者によって工事範囲が異なります。
中には便器交換以外にも大工、電気、内装工事となんでもできる業者もいれば、便器交換だけしかできないという業者もいます。
クラシアンは便器交換の他に、壁紙・床張替え工事が出来ます。
エリアによってはその他の工事も出来る営業所もあります。
料金
暮らしのマーケットは業者によって異なりますが、料金体系は安い傾向にあります。
クラシアンはエリアによる価格差は少ないですが、料金は一般的です。
まとめ
暮らしのマーケットは、【自分の家が施工エリア内で、質の良さそうな業者がいて、料金も安価】な場合に頼むメリットがあるかと思います。
一方クラシアンは【暮らしのマーケットに登録されている業者が自宅からから遠い、質が良さそうな業者がいない、料金が安くない、そもそも大きい会社に頼みたい】などの場合に頼むメリットがあるかと思います。
自分がどちらがいいかを見て頼んで見てください
それでは!
施主支給を行うために③今使っているトイレの確認
こんにちはロックです!
今回は今使っているトイレの確認ポイントを記載しています。
ここからは下のロックオリジナル 便器現調シートを印刷して確認しながら記入して下さい!
この記事は現在のトイレの給水・排水の位置を直さずに便器の交換を行う内容になっています。 床や壁を壊して給水管や排水管の切り回し工事を行うようであれば、・排水芯・排水高・給水位置の確認は必要ないです。
品番の確認
まずは今使っている便器と温水暖房便座のメーカーと品番を確認します。
便器の品番確認
便器の右側面か左側面か前面に、品番のシールとメーカーのシールか刻印があります。
確認するのはタンクや便座の品番ではなく、便器の品番です!!
品番を確認出来たら、便器確認シートの便器のメーカーに〇を付けて、品番を記入してください。
分からなければ記入せずにそのまま進んでください。
ウォシュレットの種類の確認
前の記事で記載してますが、ウォシュレットには貯湯式と瞬間式があります。
便座に操作部が付いているタイプはすべて貯湯式です。
そうでないタイプは便座の品番をメーカーに伝えて瞬間式か貯湯式か調べるのがいいでしょう。
※便座の品番が書いてる場所
品番が分かったらメーカーに問い合わせして下さい。
問い合わせの文章【便座品番〇〇〇は貯湯式、瞬間式のどちらでしょうか】
貯湯式か瞬間式か確認出来たら、便器確認シートの便器のメーカーに〇を付けて、品番を記入してください。
分からなければ記入せずにそのまま進んでください。
メーカーの問い合わせフォームはこの記事の一番下に載せています。
この後出て来る、排水芯も確認する場合は一緒に確認して下さい。
排水方向の確認
便器の排水方向は2種類だけです。
戸建ては床排水、マンション用は壁排水になっている事がほとんどすが、
たまに戸建てでも壁排水の便器がついてる事もあるので注意が必要です。
見分け方は、便器の背面に排水配管が出ていれば壁排水で出ていなければ床排水です。
※壁排水
※床排水
【床排水の場合】排水芯の確認
今使っているトイレの排水芯の確認方法です。
①メーカー、品番が分かっている場合
メーカーと品番が分かっていれば下の一覧表で排水芯を確認して下さい。
品番しか分からなくても、頭の品番で大体メーカーが分かります。
②品番が分からない場合
各メーカに写真を送って問い合わせしましょう。
問い合わせを行う時はポイントがあり、以下のように便器の写真の撮影してください。
問い合わせの文章は【便器の品番と排水芯を確認したく写真を送付させていただきます】的な感じで大丈夫です!!
排水のタイプが特定出来たら、便器確認シートのA〜Cのどれかに〇を付けて下さい。
メーカーの問い合わせフォームはこの記事の一番下に載せています。
【壁排水の場合】排水高さの確認
壁排水の排水高さの確認方法です。
排水高は床から今お使いの便器の、排水管の中心までの高さを測るだけで確認できます。
排水管が傾いている場合もありますが、測るのは壁側に入っている排水管の中心の高さです!
排水芯or排水高さが特定出来たらメモしましょう!
排水のタイプが特定出来たら、便器確認シートのD〜Eのどれかに〇を付けて下さい。
給水位置の確認
今ついている止水栓の位置を確認します。この止水栓の位置が給水位置となります。
止水栓には壁から出ている【壁給水】と床から出ている【床有水】の2パターンあり、どちらの止水栓かによって図るポイントが変わってきます。
止水栓が見当たらない場合は便器内部に隠れているか、便器の後ろに収納棚の中に隠れているタイプになります。
このタイプは確認ポイントが難しくなるので施主支給ではなく業者に商品を用意してもらう事をお勧めします。
壁給水の場合
①便器の中心から止水栓までの距離
②床から止水栓までの高さ
床給水の場合
①便器の中心から止水栓までの距離
②床から止水栓までの高さ
給水位置が確認出来たら、便器確認シートに位置を確認して下さい。
今使っている便器・部屋の寸法の確認
寸法の調べ方です。ここで重要なのは、新しいトイレに交換した時、目の前の壁、またはドアまでどれぐらいの距離になるかです。 下の距離が理想です。
まずお家のトイレの空間がどれくらいあるか確認して下さい。
測る場所は下の写真の通りです。
部屋の寸法が確認出来たら、便器確認シートに部屋寸法を記入してください。
まとめ
今使っているトイレの確認ポイントは以下になります。
・便器品番の確認
・ウォシュレットの種類確認(貯湯式・瞬間式)
・排水のタイプを確認
・給水位置を確認
・便器の寸法・部屋の寸法
便器確認シートに漏れなく記入して次の記事に行きましょう。
施主支給を行うために②必要な知識
こ
んにちは!ロックです!
今回はトイレを施主支給(自分で用意)するときの必要な知識とポイントを書いていきます。
トイレの床が沈むなど床の状態が悪い場合などは、床の下地補修など大工工事が必要になって来るので、施主支給はあきらめて、工事と一緒に商品を業者に用意してもらった方が無難です。
新しく設置する便器を、便器の後ろに収納が付いているタイプや、タンクレストイレの手洗い付きを選ばれる場合は、難易度が上がるので施主支給はあきらめて、工事と一緒に商品を業者に用意してもらった方が無難です。
冬場に外部の配管等が凍結するぐらい外気温が下がる地域は【寒冷地仕様】を選ぶ必要があります商品を購入する前に取り付け業者に確認を行ってください。
便器の排水芯 排水高
トイレを選ぶ上で一番重要と言っても過言でない部分【排水】です、
戸建て用の便器で多い【排水芯】
マンション用便器で多い【排水高】
これを間違えてしまうと、リフォーム工事当日に元々付いていた便器を取り外したが、便器の設置が出来きない!!!なんて事になります。
追加部品を購入して対応出来るタイプであれば、後日工事業者さんに再度取り付けてもらう【再施工費】を払うだけで済むかもしれません。
もし追加部品で対応が出来ない便器だと、最悪の場合、合う商品を購入しなければなりません。間違った便器はほぼ100%返品出来ないので、2倍の費用がかかってしまいます。。。
・排水芯とは
戸建て用の便器(床排水便器)の排水の位置の事です。簡単に言うと【便器の後ろの壁から~便器の排水管の中心までの距離】です。
・排水高とは
マンション用の便器(壁排水便器)の排水の位置の事です。簡単に言うと【床~便器の排水管の中心】までの高さです。
ここを間違えずに便器を選ぶことが重要なポイントです。
止水栓(給水)の位置
通常は便器(タンク)の中に水が通水をしてますが、故障した時などに水を止めたりする【止水栓】の位置も重要となってきます。
壁から出ている時と、床からで出てる時がありますが、ここで重要なのが、新しい便器の給水ホースがここまで届くかという事が重要になります。
届かないと追加で延長のホースを手配する必要があり、後日工事の場合【再施工費】が発生する可能性があります。
商品によっては延長ホースが無く、最悪の場合、合う商品を再度購入しなければなりません。
便座の種類・コンセントの有無
まず便座の種類は大きく4種類に分かれていています。
※ウォシュレット(瞬間式)・ウォシュレット(貯湯式)・暖房便座・普通便座
普通便座はコンセントがいりませんが、それ以外はコンセントが必要になりますので、現在コンセントが無い場合はコンセントの設置が必要になります。
また、ウォシュレット付の便座は瞬間式と貯湯式の2種類があり、
瞬間式は瞬時にお湯を温めて出すので電気容量が大きく、専用のコンセントが必要になります。
瞬間式のウォシュレットから瞬間式のウォシュレットに交換するなら問題ないです。
貯湯式のウォシュレット、または暖房便座から瞬間式のウォシュレットに交換するときは、コンセントの電気容量が足りず、ウォシュレットを使用するとブレーカーが落ちてしまう可能性があります。
専用コンセントに変更が必要な場合は、コンセントの変更を業者にお願いする必要があります。
部屋の寸法・トイレの寸法
寸法関係も重要になります。
戸建ての一般的なトイレ空間の寸法は幅800mm×奥行き1600mm、分譲マンションなどの一般的なトイレ空間の寸法は幅800mm×奥行き1200mmが多いです。
重要なのは奥行きで、便器に座ってスムーズに立ち上がるためには、便器の前の空間が500mmは欲しいところです。400mmを下回るとかなり使い勝手が悪くなります。
また、現在使っているトイレから新しいトイレに交換する時に、元々のトイレの床の設置面が見えてしまい、汚れが見えてしまう事があります。
せっかく便器を交換したのに床が汚いという状況にもなりかねません。
現在使っている便器と新しく交換する便器の大きさの確認が必要です。
その他
便器を交換をする時に、セットで工事を行う場合がある工事の種類です。
・内装工事
長年使っていると床に便器の跡や、壁紙の汚れなどが付いてしまいます。床の後に関しては、交換する便器の種類によって、元々の便器の跡が上手く隠れる場合もありますが、交換と一緒に床のクッションフロアの張替えや、壁紙の張替えを行なった方がいいでしょう。
※床がよっぽど綺麗でなければクッションフロアの張替えは最低限行う事をお勧めします。
・電気工事
トイレ内にコンセントが無い場合や、専用でないコンセントを専用コンセントに変更する工事です。
必要な場合は、トイレ交換工事前や内装工事前にする事をお勧めします。
お家の状況によっては配線を壁の中に隠すことが出来ず、壁の内側に配線しなけれいけない事もあります。
・給排水工事
今使っているトイレの排水の位置や給水位置に、対応していない便器に交換する場合に必要になります。この工事が必要になる時は、大工工事、内装工事も必要となり、工事段取りの難易度が上がるため、施主支給はあきらめて、取り付け業者に工事と商品の用意をお願いしましょう。
※このブログの記事通り進める事が出来れば、給排水工事は必要ありません。
・木工事
トイレ空間の大きさを変更する場合や、床や壁が傷んでいて下地をやり直す場合に必要になる工事です。給排水工事、内装工事も必要となり、工事段取りの難易度が上がるため、施主支給はあきらめて、取り付け業者に工事と商品の用意をお願いしましょう。
※トイレの床が沈むなどの場合は床の下地を直さなければいけない可能性が高いです。
まとめ
以上がトイレを施主支給する場合の知識となります。
これらを踏まえて、次は実際に今使っているトイレを確認しましょう!
【施主支給を行うために】①まず最初に
こんにちは、ロックです!
トイレのリフォーム費用を安く抑える方法【施主支給】について細かく説明していきます!
いきなり新しい便器を購入する前に、この記事を含めて4記事を見て下さい。
施主支給を行う流れ
まずは施主支給を行うための流れがあります!
いくつかあるので、順番通りに行ってください。
今使っているトイレの確認
新しい便器に交換するには今使っている便器の排水タイプ、給水の位置、便座の種類、部屋の寸法、等々確認するポイントがいくつかあります。
今使っているトイレのタイプによって交換可能な便器が異なるので、しっかりと確認が必要です。
希望する商品を選ぶ
今使っている便器を確認できたら、今度は新しく交換したい便器を選びましょう。
この時はまだ注文をせずに、今使っている便器から、新しく交換したい便器が交換出来るかを自身で確認しましょう。
このブログ内に便器毎に交換するにあたっての確認方法を記載しています。
今使っているトイレの確認が出来たら希望するトイレを選んでください。
施工業者を探す
交換する便器が決まったら、今度は施工業者を探します。
この時今使ている便器の情報と、新しく交換する便器の情報を伝えて、交換出来るかの確認を取りましょう。
※現地確認してくれるようであればお願いして下さい。現地確認出来ないようであれば、メールで今使っている便器の情報と、希望する便器の品番を伝えて下さい。
商品を手配
施工店まで手配が出来たら、商品を注文しましょう。商品を保管するには畳1畳半ぐらいのスペースが必要です。あらかじめ用意をしておきましょう。
商品が届いたら、梱包をはがし傷が無いか確認して下さい。
傷がある場合はすぐに注文元へ連絡をして下さい。
ここで時間が経ってしまうと、仮に商品に不具合があっても返品してくれない可能性が出て来ます。
理想は商品が届いたその日、遅くても翌日には確認をして下さい。
また工事日まで傷がつかないように保管をしておきましょう。
工事開始
交換工事当日は、万が一のトラブルなどに備えて、工事に立ち合いましょう。
ずっと作業を見ていなくても大丈夫ですが、家にはいるようにしてください。
工事時間は工事内容によって変わってきます。
工事完了
そして工事完了後は、必ず傷や不具合などが無いか確認をしましょう。
こちらも時間が経ってから伝えても、工事中の傷ではない等と業者に言われてしまう可能性があります。理想は工事が完了した日、遅くても翌日には確認をして下さい。
所要時間 | |
便器交換のみ | 3時間程度 |
便器交換+内装工事 | 丸1日 |
まとめ
以上、便器を施主支給するための流れでした。
次はこちらの記事で、施主支給を行うために必要な知識を確認して下さい。
リフォーム費用を安く! 〜施主支給〜
こんにちは! ロックです!
水回り商品は、製造メーカーからお客さんの元に来るまでに、複数の業者を通っているので、利益がとってものっています。
その利益がかからないようにするために、リフォームをする人が自分で商品を用意する、【施主支給】という方法があります!
リフォーム業界の利益の構造や施主支給が分からない方はこちらの記事を確認下さい。
自分で商品を用意するなんて難しいと思われますが、確認するポイント、工事店の探し方をしっかりおさえれば、施主支給は可能です。
頑張って施主支給を成功させ費用を安く抑えましょう!!
・施主支給ってどれくらい安くなるの?
費用を抑えられるって言っても実際いくらぐらい安くなるか分からないですよね?
ここでは具体例を出してみましょう。
私が勤めていた会社は図の左側の【一次代理店】です。
工事業者に頼んだ場合の価格は私が担当していた得意先の商流の流れで、
施主施主支給した場合の価格は実際に施主支給会社で販売されている価格です。
どうですか?工事業者に頼む場合より、20万円も安くなりました!なかなかのインパクトですよね!!
ただ、当然自分自身の手間もかかりますし、施主支給はまだ一般的ではなく工事業者によっては施主支給に対して消極的な会社もあるので、工事費が高くなってしまう。若しくは工事してくれる業者が見つからないという事になります。
ブログを読めば、商品の買い方、工事業者の見つけ方を知ることが出来ます!
・必要な商品知識
施主支給を行う場合、工事業者と打ち合わせを行う事になるので、最低限の商品の知識が必要になります。
その商品を取り付ける事が出来るのか?納期はどれくらいかかるのか?等々、細かい打ち合わせが必要になってきます。
その時に、分からないでは工事業者も困ってしまいますし、間違った解釈でトラブルになってしまいます。
このブログを読めば、商品を選ぶポイント、打ち合わせのポイントを知ることが出来ます!!
・必要な工事の知識
商品知識と被る部分がありますが、工事業者と打ち合わせが必要になるので、工事の知識も必要になります。
その商品を取り付けるためにどの工事が必要になるのか?どんな工程で工事をするのか?等々、商品知識同様必要になってきます。
このブログを読めば、工事に関しての知識や流れを知ることが出来ます!!!
・どうやって工事業者を見つける?
こちらが施主支給を行う上で一番のポイントです。
施主支給はまだ一般的ではありません。以下は施主支給に対して工事店が思う事です。
- 利益に関して
通常は工事店が商品を手配し、商品の利益と工事の利益を合わせて工事業者の利益となります。施主支給は商品部分の利益が無くなってしまうので、施主支給を受ける事は損をしたと思っています。
- 保障に関して
リフォーム後に不具合が起きた場合、明らかに商品が悪いと特定できれば問題ないですが、商品が悪いのか、工事が悪いのか分からない時に、責任の所在が曖昧になってしまいます。
本当は商品が悪いのに工事の責任にさせられて、手直しを要求される、または費用を請求されるリスクがあると思ってます。(しかも商品の利益も取れていないのに・・・)
- スムーズに段取りが出来ない
施主支給をお願いする人は、殆どがリフォームに携わった事が無い人だと思います。
そんな人が施主支給をする場合、工事業者の本音は【知識も無いのに、打ち合わせもスムーズに出来ないのに、確実にトラブルが起きる!!】て思ってます。(しかも商品の利益も取れていないのに・・・)
このような事を殆どの工事業者は思っていますので、普通のリフォーム業者や工務店にお願いをしても受けてもらえる確率はかなり低いです。
ここで業者の探し方が重要となるのですが、探し方は別の記事で説明します!
まとめ
施主支給は確実に費用を抑える事が出来ますが、成功させるためにはいくつかポイントがあります。
次の記事からは、施主支給を行うために必要な具体的な内容を記載しています。
知らないと損をする リフォーム業界の常識
こんにちは、ロックです!
お家のお風呂を取り替えたい~ってなった時、どこに相談してますか?
工務店やリフォーム店、ハウスメーカーや家電量販店、ホームセンター、ガス会社・・・などいろいろ頼めるところがあると思います。
ではその人たちはどこから商品を仕入れて、工事はどこにお願いしているんでしょう??
この仕組みを知ることが、安く満足のいくリフォームを行う一歩目となります。
商流の仕組み
先ほどの答えは色々な会社を通して商品や工事を仕入れているです!
なんだそれって感じなので、図で書きます。
これはあるメーカーの実際の商流です。業者名を出すとまずいので名前は少しだけ伏せて。
一部のメーカーを除いて、お客さん(リフォームをする人)がメーカーから直接商品を購入する事は出来ません。
それどころか元請けの業者も代理店を通して仕入れる事が一般的です。
業者によっては二次代理店、三次代理店を通す事もあります。
その結果お客さんのが買う価格は、メーカーが販売している元々の価格に、業者間の利益がかなり上乗せされた金額になってしまいます。
ん?それじゃあ上の図の左下の【〇〇ハウスメーカー】とか【〇〇ホームセンター】は一次代理店から買っているから安いんじゃないの?やっぱり大手の企業だけあってさすがだな~!
って思いますよね?
確かに他と比べて複数の会社を通らないから【〇〇ハウスメーカー】とか【〇〇ホームセンター】が仕入れる金額は安くなります。
しかし大規模な会社の場合、CMやイベント等の広告代や、店舗や展示場など、他の業者ではかからない経費が発生しています。
その経費分を、販売価格に上乗せするため、結局他のが業者と同じような価格になってしまいます。
工事の仕組
それでは工事に関してはどうでしょう。
例として【〇〇ハウスメーカー】に古いユニットバスから、新しいユニットバスへの交換工事と、洗面所のクロスの張替えを頼んだとしましょう。
必要な工事は次の通りです。
ハウスメーカーのほとんどは自社で工事を行っていないので、工事を依頼する流れは大体こうなります。
あれ~なんかさっきの図と似てる気がする~
そうです当然工事費もこうなります。
これを見ると、工務店に頼めば大工工事は自分のところで行うし、解体工事も内装工事も一時下請けになるから安くなるのではと思います。
確かに一理ありますが、工務店であっても忙しいタイミングで人手が足りない場合は、大工工事を下請けにお願いする事もあります。
なんだか利益ばっかり乗っかって、おなか一杯になりますね。
商品も工事費もお客さんの見えない所で利益がもりもりになっているんです。
安く満足のいくリフォームのためのコツ
では結局どうすればいいかと言うと、費用を安く抑えるための方法は以下の3つのどれかです。
1.なるべく商流が少なく経費をかけずに、自社で多くの工事を行っている業者を探す。
今までの説明の通り、商品を購入する場合の商流が少なくて、販売するのになるべく経費をかけていない会社、工事を自社で行っている会社の方が、安くなる傾向にあります。
ただその業者の商流を確認するのは至難の業ですし、工事も毎回自社で行っているかも調べるのも大変です。
2.各工事を自分で直接頼む
工事費の自分で頼めばその分工事費を安くする事が可能です。
ただし各工事に繋がりやタイミングがあり、各工事店との念密な打ち合わせや知識を要するため、慣れている方でないとトラブルになる可能性があります。
この方法はすでにリフォーム業界に携わっていて、ある程度把握できている人向けです。
3.商品を自分で用意し工事だけを業者にお願いする(施主支給)
水回りのリフォーム工事で一番費用がかかるのは商品代になります。
そこを自分で手配してしまえば大きく費用を抑える事が可能ですし、工事を自分で直接頼む場合よりハードルが下がります。
但し自分で商品を用意して、工事だけを請けてくれる業者を探すには知識が必要です。
このブログを読めば自分で商品を用意する方法、施工業者の探し方が分かるようになります!
まとめ
リフォーム業界の特徴で、お客さんの元に来るまでに複数の会社が絡んで来てしまっています。
今の時代は自分自身で調べて、いかに安く済ませるかを勉強した人が得をする時代になっております。
次の記事では、自分で商品を用意する方法【施主支給】とは何かについて記載しています。